ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第15章 複雑な光景
_____2日後
お昼になると、明里ちゃんのところにご両親が来て、病院を出る準備をしてた。
私服に着替えた明里ちゃんとご両親が、神崎先生に挨拶してる。
同室だったから宇髄先生と五条先生も一緒に挨拶してる。
その様子を、わたしはただぼーっと見つめた。
明里「夏樹くん、ひなのちゃん。仲良くしてくれてありがとう!!」
突然、明里ちゃんにそう言われてハッとなった。
夏樹「おぅ!明里、退院おめでとう!病院戻って来ないようにな!」
「明里ちゃん、退院おめでとう。」
夏樹くんに続いて慌てておめでとうって言った。
退院はおめでとうなんだって、この時初めて知った。
そして、玄関までお見送りするようで先生たちも部屋をあとにした。