ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第102章 突沸
「それとも、わたしのことが嫌いだから…?ずっと病院にいて鬱陶しい?アメリカ行く直前に怪我して、留学行けなくなって、五条先生はわたしのせいで人生狂ったもんね。わたしがいなければ、こんなことになってない。今ごろアメリカにいて、人生思い通りだったでしょ?わたしは邪魔なんでしょ……。」
「あのな…」
藤堂「そんなことないよ。先生たちはみんな、ひなちゃんのこと考えt」
「わたしのこと考えてるならもうやめてよ…っ。考えてるなんて嘘ばっかり…っ。先生たちの思い通りにならないと怒って…、わたしのこと力尽くで押さえたりして…。先生たちのやってること………、あの人と同じじゃんっ!!!!わたしは先生たちの奴隷なのっ!?!?」
「ひな、お前それ本気で言ってんのか……?」
「…本気だよ……本気で思ってるよ……」
「………そうか。なら、もう好きにしろ。治療も全部やめてやるから、自分の思うようにしたらいい。俺たちが何をすることもないから、病院も勝手に出て行け。それと…」
「俺は、ひなの人生にもう必要ないな。」