ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第16章 複雑な思い
-五条side-
~夏樹のベッド~
バシッ!!
夏樹「ぃ…って~!結局やんのかよ。なんでひなのの前でやらなかったんだよ!」
屋上で叩かれなかった夏樹は、ひなの処置が終わった後、工藤先生に思いっきり叩かれた。
工藤「お前には関係ない!それより、お前のせいでひなちゃん苦しい思いしてんだぞ!男なら女の子を守れ!何傷つけてんだ。」
夏樹「ひなの、大丈夫なのか…?死ぬのか?」
「死にはしないし、俺が死なせない。けど、俺の患者になんかしたら承知せんって言ったよな…?ひなは階段登って喘息が酷くなって、外で身体が冷えて高熱だ。なんで屋上に連れ出したんだ、説明しろ。」
たとえ子どもだろうが、こういう時に誰も手加減なんてしてやらない。
夏樹「…ひなのの様子が変だったから。気分転換させてやろうと思ったんだよ…。2、3日前からずっとぼーっとしてて、なんか考え事してるみたいでさ。明里が退院って言い出してからだから、屋上でひなのも退院したいのかって聞いたら、帰る場所がないからずっと病院だって意味不明なこと言うし…。」
~夏樹のベッド~
バシッ!!
夏樹「ぃ…って~!結局やんのかよ。なんでひなのの前でやらなかったんだよ!」
屋上で叩かれなかった夏樹は、ひなの処置が終わった後、工藤先生に思いっきり叩かれた。
工藤「お前には関係ない!それより、お前のせいでひなちゃん苦しい思いしてんだぞ!男なら女の子を守れ!何傷つけてんだ。」
夏樹「ひなの、大丈夫なのか…?死ぬのか?」
「死にはしないし、俺が死なせない。けど、俺の患者になんかしたら承知せんって言ったよな…?ひなは階段登って喘息が酷くなって、外で身体が冷えて高熱だ。なんで屋上に連れ出したんだ、説明しろ。」
たとえ子どもだろうが、こういう時に誰も手加減なんてしてやらない。
夏樹「…ひなのの様子が変だったから。気分転換させてやろうと思ったんだよ…。2、3日前からずっとぼーっとしてて、なんか考え事してるみたいでさ。明里が退院って言い出してからだから、屋上でひなのも退院したいのかって聞いたら、帰る場所がないからずっと病院だって意味不明なこと言うし…。」