ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第103章 愛のちから
_____翌朝
不思議なことに、目が覚めると熱はすっかり下がっていた。
豪先生、蒼先生、りさ先生、蓮先生。
工藤先生、藤堂先生、宇髄先生、神崎先生、祥子さん。
そして、五条先生。
わたしを囲む全員が、安堵の表情を浮かべている。
蓮「こんなケース初めてだなぁ。」
神崎「俺もです。」
蓮「あれだけ続いた熱が一瞬で下がっちゃうんだから。愛の力ってすごいもんだね。」
神崎「うんうん。すごいです!」
蒼「蓮。」
宇髄「神崎。」
五条「っ……/////」
なんだか、蓮先生と神崎先生が怒られているみたいだけど、わたしの耳には何も届いていない。
だって、それどころじゃないんだもの。
わたしは今、工藤先生に心エコーされているのだから。
錚々たるメンバーと大好きな五条先生の前におっぱいを曝け出しているこの状況。
まったく…、何の拷問なのよー!!