ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第18章 悪夢のような恐怖
~小児科医局~
「医局長!!」
「まこちゃん、どうかした?」
小野寺りさ先生。
院長の奥さんで、相変わらずの綺麗さとかわいさに見惚れちゃう。
…ってそんな場合じゃない!!
「今、ナースステーションにひなちゃんに会いたいという弁護士だと名乗る男が。でも、なんか怪しくて嫌な予感がするんです…。」
「まだ部屋は教えてないわよね?」
「もちろんです。」
「わかった。わたしが対応するから、すぐ黒柱の5人に連絡して。その後、警察にも連絡してくれる?」
医局長の指示を受け、その場ですぐに5人へ電話をかけながらナースステーションの様子を見守る。