テキストサイズ

ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第118章 ドクターストップ



「ハァ………ハァ………」



「ひなちゃん、寒気治まった?」




コクッ…



あんなに震えが止まらなかったのに、いつの間にか寒さは消えたけど、体力をすごく奪われた感じでぐったり。




「ごめんね、ちょっと診させてね。眠かったら寝ちゃっていいよ。」




そう言って、藤堂先生が体温計を脇に挟むのがわかったけど、もう瞼をあけておく体力もほとんどなくて。

わたしはスッと目を閉じて、そのまま眠りについた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ