ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第119章 生理
それから、また宇髄先生にひょいひょいとベッドへ運ばれ、
「ごめんな、ひなちゃん。しんどいけどちょっと診させてな。」
宇髄先生はわたしの両膝を立て、パジャマのズボンを脱がし、例のパンツを脱がし。
祥子さんがタオルをかけてくれて、そのまま膝を軽く押さえられて、
パチパチ…
宇髄先生が手にグローブをして、
「力抜いてね。楽にしててよ〜。」
心の準備をする間もなく、指がわたしの中に。
「ゔっ…」
すでに痛みのあるところに指を入れられるのと、経血が溢れるのがわかるのと、いつにも増して不快感が。
「ごめんな、気持ち悪いな。」
言いながら、内診を進める宇髄先生。
ぐにぐにとお腹も押されて、
「ゔっ……んっ…」
不快感と痛みで身を捩ると、
「ごめん、嫌だな。嫌だけど我慢して〜。」
「ひなちゃん大丈夫よ。すぐ終わるからね。」
祥子さんが膝を押さえる力も強くなる。