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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第18章 悪夢のような恐怖

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…あれ?

あそこにいるの…誰?



男の人と女の人が手を振ってる。

気づけばわたしは走ってた。




「こらぁー!」
「ひな~!走らないの!」




…ピタッ




走ったら、怒られた。



あの2人どこかで…



そうだ、わたしのお父さんとお母さんだ。

ダディーとマミー、会いたかった…



と、再び歩いて近づいてみる。




「ダメだ!ひなの、こっちに来るな!」
「ひな!早く戻りなさい!」




…なんで?

せっかく会えたのに、戻るって、どこに戻るの…?




「こっちだ!!」




え…?

どこ…?



後ろから声がして振り返るけど、誰もいない。



…今の声は誰?



と思いながら、もう1度振り返ると、



あれ…?

ダディーとマミーがいなくなった…




「ひな行くな!!戻ってこい!」




あれ、またさっきと同じ声…

五条先生…?

行くなって、五条先生はどこにいるの…?

どこに戻るの…?




「ドコ…?」













「ここだ!!」


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