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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第18章 悪夢のような恐怖

-五条side-




まこちゃんから連絡があって小児に戻ると、

ひなが男に…

アイツに叩き倒されてた。




「ひなっ!!」




そして、腹を蹴られて吐き出してもがいてる。



まずい、吐物が詰まれば窒息死する…



俺はひなの背中を思いっきり叩いた。




「出せ!!全部吐くんだ!!」



「ゴホゴホゴホッ…ッハァ…ゴホッ…ぅっ…ハッ…ゴホッ……」




身体の中のものも全部出さないと、咳でもなんでも出させ続けないと…




冨岡「ストレッチャー通ります!!」




程なくしてまこちゃんがストレッチャーを持ってきた。




藤堂「五条先生そっち持って!一緒に上げるよ。」




とひなをストレッチャーに乗せ、大急ぎで処置室へ運んでると…




「ヒッ……ヒッ……」



「…ひな?おい…ひな!?」




ひなの呼吸がおかしい。




藤堂「まずい、止まる…」




藤堂先生がそう言うと同時に、俺はストレッチャーに飛び乗っていた。

そして、蘇生を始めた。




「ひな!…ひな!!」



藤堂「悠仁…」



「ひな逝くな!こっちだ!」




処置室に着いてもまだ呼吸が戻らない。

宇髄先生も工藤先生も神崎先生も来た。

ひなさえ息を吹き返せば絶対に助けられる。




「ひなっ!ひな逝くな!生きろ!戻ってこい!ここだ!!」

















ピクッ…


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