テキストサイズ

ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第123章 研修医



救急救命科のローテーション中。

この日は指導医が休暇を取っていて、特別に宇髄先生が指導医を。




宇髄「2人とも、救急はどうだ?」




救急では傑とローテが重なったので、傑も一緒。




七海「大変ですが、とても勉強になります。今日はなぜだか……忙しいですね。」



宇髄「ふ〜ん。それは俺にツッコまれたくて言ってるのか?」



七海「いえ!本当に今日は忙しいんです。たまにはこんな日もないと。」




なんて、せっかく宇髄先生が指導医という貴重な日に、珍しくなんの音沙汰もなく午後になったのでこんな会話をしていると、




宇髄「それにしても、今日は本当に何も無いなぁ。院内からの呼び出しも無いし、こんなに"暇"なのは初めてかもしれん。」



『ああーっ!!』




宇髄先生が救急での"禁句"を冗談半分で発した途端、



プー、プー、プーッ!



火災現場で負傷者が複数人出ていると、ドクターカーの出動要請が。




宇髄「行くぞ。」



『はいっ!』




工藤先生や外科ローテ中の夏樹など、外科からも応援のスタッフが何人か来て、ドクターカーで現場に向かった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ