テキストサイズ

ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第123章 研修医



無線「火災が発生したのは木造二階建てのアパート。火は隣家にも広がっており、消防が消火と救助活動を行なっています。負傷者は約20名。救急車3台が到着済みです。」


宇髄「現場着いたら、まずは全員でトリアージ。赤タグがいれば俺か外科の工藤先生を呼ぶように。研修医はトリアージが終わり次第、上級医をサポートしろ。」


『はい!』




車内では現場の情報や指示を聞いて、トリアージタッグが配られて、頭の中でシミュレーション。

そして、現場に到着しドクターカーを降りると、辺りは黒煙の混じった煙が立ち上っており、消火活動が行われているアパー……ト……




「…っ。」



夏樹「?…ひなの??」



宇髄「おい、行くぞ。」




宇髄先生に抜かされてしまったわたしたちは、宇髄先生の後を走ってトリアージに取りかかる。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ