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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第132章 つわり



妊娠悪阻になったひなはそのまま即入院となり、24時間ベッドの上で点滴に繋がれている。



吐き気止めも入れてもらっているが、吐き気は治まらないようで日に数回は吐くし、点滴で身体が冷えるらしく寒い寒いと震えているし、輸液が身体に入るのも気持ち悪いよう。

腕もとにかくボロボロで、看護師ではもう穿刺ができず、毎回医師が2人以上で来て、ひなの両腕を探りながら針を交換する状況。

ダメな時は手の甲からになるので、痛がって泣いて、余計に頭が痛くなって気持ち悪くなって、最悪の悪循環に…。


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