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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第25章 退院



_____1ヶ月半後




シュッ、シュッ、シュッ、シュッ……



いつもと変わらない朝、まこちゃんがわたしの血圧を測る。




「ひなちゃん、ちょっと緊張してる?」



「緊張なのかな?なんか、不思議な感じがするの。」



「まぁそうだよね。お昼になれば、五条先生とひとつ屋根の下なんだもんねっ。」




いつもと変わらない朝だけど、いつもと違う1日の始まり。



わたしは今日退院する。




「なんでまこちゃんそんなにうれしそうなの…?」



「ん〜?ふふっ。それはもちろんひなちゃんが退院できるからだよ〜?」




蕁麻疹が落ち着いて退院が決まってから、まこちゃんも五条先生以外の4人の先生たちもみんなうれしそうにする。

うれしそうというか、みんなしてやたらとニコニコしてくる。

それに、退院したら五条先生と住むってことは結構前から決まってたみたいで、みんなはわたしが五条先生から聞くよりももっと前から知ってたらしい。

一緒に住むのはわたしなのに、なぜかわたしだけが知らなかった。


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