ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第25章 退院
朝食は五条先生が作ってくれて、その間にわたしは学校の支度を済ませる。
制服に着替えてリビングに行くと、コーヒーやパンのいい香りがして、すでにテーブルには朝食が並んでた。
トーストにサラダにオムレツにソーセージ。
ヨーグルトもあって、わたしはコーヒーじゃなくてりんごジュース。
なんて贅沢な朝ごはん…
と朝から幸せな気持ちになれた。
食事を終えて薬もきっちり飲み終えると、五条先生は少し先に出て病院へ行き、わたしも時間になって家を出た。
五条先生に言われたとおり、電気やガスの消し忘れがないか確認して、誰もいない家にいってきますと言って家を出る。
こうして、わたしは五条先生との新しい生活をスタートさせた。
んだけど…