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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第28章 中学3年生

-ひなのside-




ごはんが運ばれてきて目を覚ましたら、頭に氷枕が敷いてあった。



五条先生が置いたのかな?

というか熱なんかあったかな?

寝ちゃって全然わかんない…



コンコンコン___



ん?

はっ…!

五条先生…っ。



すぐに布団をかぶって隠れる。




「なんで布団に潜るんだよ。出てこんか。」




と呆気なく布団を剥がされてしまった。




「ほら、ごはん食べろ。手つけてないだろ。」



「いりません…」



「しんどいか?」




そう言っておでこに乗っかる五条先生の手を、



パシッ…




「ひな!」



「しんどくありません…」



「しんどくないなら食べなさい。」



「ご飯は食べたくありません…」



「…わかった。また後で来るから、少しでもいいから食べるんだぞ。」



「………。」


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