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-五条side-




藤堂「……うん、落ち着いたね。ひとまず大丈夫だよ。」




病室のベッドで眠るひなを藤堂先生が聴診してくれた。




「申し訳ありませんでした…」



宇髄「五条の気持ちもわからんではない。気にするな。」




手を振り上げた時にぶつかったひなの瞳が頭から離れない。

工藤先生が夏樹に手を上げた時もひなは相当な怯えようだった。

それを俺にされたら…




藤堂「悠仁、ひなちゃんなら大丈夫。悠仁がどうしてああなったのかわからない子じゃないから。少しすれば、必ず悠仁のところに戻ってくるよ。」



「だといいですが…」



工藤「にしても、五条先生もひなちゃんのことになるとな…」



神崎「全くですよ。ひなちゃんも危なかっしい子なのに五条先生も危なっかしいんだから〜。」