ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第30章 意地っ張りの代償
-ひなのside-
_____翌朝
夜明け前に目が覚めた。
11月に入って、日の出もだいぶ遅くなってる。
昨日は夢を見た。
五条先生と家で一緒にごはんを食べて、一緒に勉強して宿題教えてもらったり、ソファーに座ってテレビを見たり。
覚えた料理を作って帰りを待ってたら、そんなことしなくていいと言いつつ上手にできてるって褒めてくれたり。
なにも特別なことのない、だけどすごく幸せな時間。
五条先生はそんな時間を早く取り戻そうとしてくれてたのに、修学旅行なんて一時の楽しみじゃなくて、ずっと楽しい毎日が送れるようにって。
なのに、あんな意地になって反抗してわたしバカみたい…
あんなに五条先生怒らせて…
「はぁ…」
とひとつため息をついて、トイレに行こうとベッドから起き上がり、点滴も持って部屋を出た。
_____翌朝
夜明け前に目が覚めた。
11月に入って、日の出もだいぶ遅くなってる。
昨日は夢を見た。
五条先生と家で一緒にごはんを食べて、一緒に勉強して宿題教えてもらったり、ソファーに座ってテレビを見たり。
覚えた料理を作って帰りを待ってたら、そんなことしなくていいと言いつつ上手にできてるって褒めてくれたり。
なにも特別なことのない、だけどすごく幸せな時間。
五条先生はそんな時間を早く取り戻そうとしてくれてたのに、修学旅行なんて一時の楽しみじゃなくて、ずっと楽しい毎日が送れるようにって。
なのに、あんな意地になって反抗してわたしバカみたい…
あんなに五条先生怒らせて…
「はぁ…」
とひとつため息をついて、トイレに行こうとベッドから起き上がり、点滴も持って部屋を出た。