テキストサイズ

ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第31章 夏樹くんのお土産



夏樹「違う!ち、違うんだって!!聞いて!!これは、兄ちゃんにあげようとなっ!!ほら、ネタで面白いから、兄ちゃんに!!」



工藤「おい!お前な、別に俺そんなガキみたいな趣味ねぇわ!!」




とみんな言い合ってるけど、もうわたしの頭の中は、




「…チン、…チン……コ?……チン、チン?……チンコスコ…」



「あぁぁわわわ、ひ、ひなちゃん落ち着いて!!」




わたしが壊れたラジオのように呟くので、まこちゃんが今度は慌てて口を塞いだ。



すると、五条先生がこっちに寄ってきてまこちゃんの手が離れると、

両手でわたしのほっぺたをピタッと挟んでじっと目を見つめられる。




「…チ…ン……コ……」



夏樹「やべぇ…ひなの壊れた…」




バシッ!!




工藤「お前のせいだ、それさっさと袋にしまえ。」




って言うのは微かに聞こえたような聞こえてないような…


あぁ、五条先生の瞳に吸い込まれそう…


ストーリーメニュー

TOPTOPへ