ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第32章 初潮
「五条、どうした!?」
「腹部の痛みを訴えていて出血が…」
「ちょっと診よう。ひなちゃーん?ごめんなー、ちょっとお腹触らせてな。」
宇髄先生はひなの手を退けて、お腹を軽く押していく。
「ゔゔっ…ハァハァ…ゔっ…痛ゔぅ……」
「…五条、ひなちゃん生理まだだったよな?」
…まだだ。
そういえば、ひなはまだ初潮が来てない…
「まだです。もしかして…」
「恐らく。婦人科に連絡入れてくれるか?俺が行くって伝えて、処置室確保してもらってくれ。」
「わかりました。」
とその場で婦人科へ連絡を入れ、すぐに婦人科の処置室へひなを運び込んだ。