ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第32章 初潮
-ひなのside-
「ゔぅっ……痛い…っく…ゔっ……」
今朝は痛みで目が覚めて、時計を見るとまだ6時。
痛い…。
お腹も腰も痛い…、どうしよう…。
しばらくしたら治るかな?
いや、五条先生は3日目まで痛いって言ってたし、今日まだ2日目だから痛いの続く…?
だとしたら、こんなのずっと我慢できないっ!!
ということで、わたしはナースコールを押した。
「栗花落さん、どうしました?」
まこちゃんじゃない、まだまこちゃん来てないの…?
知らない人は怖くて、せっかくナースコールしたのに何も答えられなかった。
それでも、五条先生はすぐ部屋に来てくれた。
「五条先生…っ、ゔっ…ヒック…痛いっ……」
「よしよし。痛いな、もう大丈夫だ。ちゃんとナースコールしてえらかった。」
五条先生の声を聞いた途端、安心感で涙が出てきた。
それに、ナースコールしたら褒めてくれた。
いつもこうしてちゃんと言えば優しいんだな。
お腹をギュッと押さえてうずくまるわたしの腰を五条先生が優しく撫でてくれる。
「泣かなくて大丈夫だぞ。ひな、今どこが痛い?」
「うぅ…グスン、お腹と…腰……ヒック、痛いぃ…」
「そしたらお薬飲もう。身体起こせるか?」
と五条先生に支えてもらいながら身体を起こし、五条先生が持ってきてくれた鎮痛剤をサッと飲んでもう一度横になった。
「ゔぅっ……痛い…っく…ゔっ……」
今朝は痛みで目が覚めて、時計を見るとまだ6時。
痛い…。
お腹も腰も痛い…、どうしよう…。
しばらくしたら治るかな?
いや、五条先生は3日目まで痛いって言ってたし、今日まだ2日目だから痛いの続く…?
だとしたら、こんなのずっと我慢できないっ!!
ということで、わたしはナースコールを押した。
「栗花落さん、どうしました?」
まこちゃんじゃない、まだまこちゃん来てないの…?
知らない人は怖くて、せっかくナースコールしたのに何も答えられなかった。
それでも、五条先生はすぐ部屋に来てくれた。
「五条先生…っ、ゔっ…ヒック…痛いっ……」
「よしよし。痛いな、もう大丈夫だ。ちゃんとナースコールしてえらかった。」
五条先生の声を聞いた途端、安心感で涙が出てきた。
それに、ナースコールしたら褒めてくれた。
いつもこうしてちゃんと言えば優しいんだな。
お腹をギュッと押さえてうずくまるわたしの腰を五条先生が優しく撫でてくれる。
「泣かなくて大丈夫だぞ。ひな、今どこが痛い?」
「うぅ…グスン、お腹と…腰……ヒック、痛いぃ…」
「そしたらお薬飲もう。身体起こせるか?」
と五条先生に支えてもらいながら身体を起こし、五条先生が持ってきてくれた鎮痛剤をサッと飲んでもう一度横になった。