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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第37章 2度目の生理



「というか、もっと早く言えよ。LIMEで言えばよかったのに。」



「仕事中に心配かけるかなと思って。」



「ひなの心配するのはもう半分仕事だろ。何を今さら。」




と五条先生がソファーから立ち上がって、ステートを手に戻ってくる。




「ちょっと前開けてごらん。」



「え、だ、大丈夫です。しんどくないし、痛くもないし。」



「うん。それでもいいから、念のため。」




と言われて、パジャマのボタンを外して前を開けようと思ったら、



…開けられない。

五条先生に見られるのなんか恥ずかしい…




「ひな?」



「あっ、や、やっぱり大丈夫です…!」




とボタンを留めようとしたら手を掴まれた。




「何が大丈夫なんだよ。藤堂先生に言われただろ?いつ具合が悪くなってもおかしくないって。せっかく俺がいるんだから、何かある前にちゃんと診とくぞ。」



「あっ…や、やだ…!!」




五条先生にパジャマの前を開けられそうになって咄嗟にギュッと押さえる。


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