
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第43章 お楽しみのご飯タイム
蒼「ひなちゃんの成績は良いよ。2学期の中間テスト8位だったよね。英語は満点。理系科目は全部90点以上。国語がちょっと苦手かな?笑」
な、なんで蒼先生がこんなに知ってるの…
まさか、五条先生だけじゃなくて、少なくとも今話してる先生たちは全員情報見てるってこと?
五条「まぁ、そういうことだ。みんな見てるから知ってる。」
って、いや…
いつもわたしの疑問に答えてくれるけど、わたし何も言ってないんですけど。
また頭の中読まれてる…?
工藤「ひなちゃん医者ならないの?目指せばいいのに。バカな夏樹でも目指してるんだぞ?」
「え?夏樹くんお医者さんになるの?」
夏樹「あぁ。だって兄貴も父さんも医者だし。そりゃ、なりたいよ。」
そうだったんだ。知らなかった。
五条「ひな、お前も医者になれよ。」
「えぇっ!?そ、そんな、無理です無理です!自分の身体の管理もできないのに、わたしが医者になったら患者さん死んじゃいます!」
藤堂「ははっ。医者にならずとも自己管理は頑張って欲しいんだけどね。でも、医者になれば自分の身体のこともわかるようになるんじゃない?」
五条「ひなは医者に向いてる。『はたらく細胞ズ!!』もすごく興味持っただろ?くたびれるまで読んでるし。」
「あれはなんとなく面白いだけで…。それに、そもそもわたし病気なのに。患者が医者になんてなれないですよ。」
