ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第46章 宇髄先生の検査
改めて整理をすると、
検査の結果、ひなは子宮や膣内の粘液の分泌が過剰なことがわかった。その上、おりものとしての排出が一切なく、なぜか全て子宮に溜まり込んでしまってる。
そのせいで、ひなのお腹は張り、溜まった古い分泌物が炎症を引き起こす可能性もある状態に。
そうなる前に溜まった分泌液を取り除く必要があるのだが、その方法はただひとつ。
ひなの性器を刺激する。
つまり、オーガズムによる子宮収縮を起こして外に出すしかない。
宇髄「ひなちゃんに治療を耐える精神力と体力があるかどうかだな。体力はまぁいつも通り管理するとして、厄介なのは精神面だ。」
工藤「ただでさえ純粋無垢な子なのに。」
神崎「アイツに強姦もされてるんですよね…?」
「それはまだ本人から聞いたわけじゃないので不確かですが。」
宇髄「だが、手術前の処女膜といい暴れ方といい、ほぼ100%強姦受けてるのは間違いないだろ。」
工藤「今日の検査は大丈夫だったんですか?」
藤堂「どうも、自分で脱がせる分には大丈夫みたい。もちろん怖がりはしてたけど、過去の記憶を思い出してというよりは、単純に検査が怖くてって感じだったよ。」
「恐らく、普段はアイツのことを忘れられてるんだと思います。潜在的な記憶にはあるけど、日常生活で思い出すほどではないのかと。前に暴れた時は、2回とも意識がはっきりしてない時でしたし。でもだからこそ、この治療が思い出す引き金になるのも怖いです。」
宇髄「そうだな。今回ばかりは慎重に進めよう。藤堂、ひなちゃんにはいつ伝えに行く?」
藤堂「今日の夜にでも。お時間ありますか?」
宇髄「あぁ。そしたら19時半頃に。」