ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第47章 未知の治療
「んっ……ん…っ、んっ……」
宇髄「ひなちゃん、今触ってるところはクリトリスって言うぞ。今どんな感じするかな?」
クリトリスっていうんだ。
そんなところに名前がついてたなんて知らなかった。
わたしが医者になるためにこうして教えてくれてるのかな?
宇髄先生は優しく円を描くようにわたしのクリトリスを触ってる。
ただ、どんな感じって言われても、恥ずかしくて感覚とかよくわからない…
「さ、触られてる感じ…?」
宇髄「ははっ。今触ってるからな。」
そ、それはそうか…。
宇髄「ジンジンしたりとか、なんとなく気持ちいいっていう感覚はない?」
「うーん…」
宇髄「まだよくわからないかな。そしたらもう少し続けるな。」
と宇髄先生はクリトリスを優しく触り続ける。
痛みはないせいか、緊張や恐怖心はほとんど無くなってたけど、恥ずかしさだけはずっと消えなくて、わたしはそっと目を閉じた。
宇髄先生に、蓮先生にも…
あそこ見られてて、触られてて、恥ずかしいな。
検査の時は宇髄先生座ってたのに、今日は立ってるから顔も見えてるし。
こんなに恥ずかしい治療いつ終わるんだろう。
早く終わって欲しい…。