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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第48章 感度は抜群

-宇髄side-




ビクッ…


ビクビクッ…


ビクッ…


ビクッ…




身体を震わせるひなちゃんの目からはスーッと涙がこぼれ落ちてる。



よく頑張った…。



ひなちゃんの脚をそっと撫でながら、時計を見るともう17時半をとっくにまわっていた。



治療を始めてから2時間以上。

蓮先生の手を握り締めながら、全身に力を込めながら、喘ぎながら…。



ビクビクと何度も身体を震わせて、よくやくひなちゃんはイクことができた。



初めてイクのは相当怖かっただろう。

女の子はみんなそうだ。

何度も怖いって息を切らして涙目で訴えて、俺が医者でなければ、これが治療でなければ、きっと途中でやめて抱きしめてあげてたと思う。

久しぶりに医者として心を鬼にしなくちゃいけなくて、正直キツかった。


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