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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第48章 感度は抜群



「ごめんなさい、お願いします…。」



「そしたらお話するね。さっき言ってくれたけど、今朝もひなちゃんのお腹が張ってるのはね、実は、昨日の治療ではお腹に溜まったものを全部出しきれなかったんだ。だから、もう1回治療をするよ。」



「え…?」




もう1回って、なんで…。




「昨日、ひなちゃんは宇髄先生にクリトリスを刺激してもらったよね?それで、ひなちゃんはすごく頑張ったんだけど、溜まってるものは3割程しか出せなかった。」



「3割…。ということは、あと1回でも終わらないんじゃ…?もし、昨日の治療と同じだけ出せるとしても、あと2回は治療が必要ってことになりますよね…?」



「さすが。ひなちゃんよくわかったね。だけど、何度も治療するのは嫌でしょ?先生たちもなるべく1回で終わらせてあげたいと思ってる。だから、今度の治療は昨日より少し頑張れるかな?」



「少し頑張るって…?」



宇髄「今度の治療はな、ひなちゃんの膣の中に指を入れて刺激するんだ。だから、少し痛みがあるかもしれない。昨日はなるべく痛くないようにと思ってやらなかったんだけど、やっぱり、中の刺激をしないとお腹に溜まったものが全部出せないんだ。」




そうだったんだ。

だから、昨日の治療は痛くなかったのか。

痛くなくてよかったって思ってたのに、もうやりたくない…



わたしはすっかり俯いて返事もせずに黙ってしまう。

そして、ポタッと涙が落ちた。


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