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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第6章 病院生活のはじまり



_____3日後




コンコンコン___


「ひなちゃん、おはよう!」




朝、8時50分。

まこちゃんが明るい声で部屋に入ってきた。



もう病院に来て1週間。

この1週間で、わたしを取り巻く全てのものが変わった気がする。



あの人が捕まったと聞いてから、わたしは今なにがどうなってるんだかわからない。

喘息のことも、改めて五条先生が説明してくれたけど、あんまり聞いてなかったのかよくわからない。



あの人がいなくなれば、殴られることがなくなれば、幸せになれると思ってたのに…

現実は、まったくそうじゃなかった。

わたし、これからどうなるの…?


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