ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第54章 胸の"トクン"は恋の病
それから藤堂先生は、昨日ひなちゃんと話したことをみんなに伝えてくれた。
藤堂「でも、胸がトクンとするのは誰かに恋してる証拠って言っただけで、ひなちゃんは誰が好きなのかわかってなかったよ?好きな人なんていないとまで言ってたし。まぁ、今日悠仁に会って気づいちゃったんだろうね。笑」
「そういうことか〜。それで五条先生見てあんな反応を。」
工藤「五条先生、よかったな。ひなちゃん、五条先生のこと好きって気づいたって!」
五条「いや…、まだひながそう言ったわけじゃないですし。って、なんで先生方がそんな舞い上がってるんですか…。」
「だって、ひなちゃんがついに恋する乙女になったんだから、そりゃもうね!」
宇髄「結婚式、楽しみにしてるぞ。」
五条「う、宇髄先生まで…。結婚ってどこまで話進めてんすか。」
藤堂「まぁまぁ。ひなちゃんが自分で悠仁のこと好きって気づいてくれてよかった。正式に付き合ったら教えてね。」
五条「ちょっ…、勘弁してください。」