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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第54章 胸の"トクン"は恋の病

-ひなのside-




どうしてわたしは、五条先生に恋なんて…。

一緒に住んでるから?

って、そんなの関係ないか。

かっこいいから?

そんなこと言ったら黒柱みんなかっこいいし、夏樹くんだってそれなりにイケメンではある。



じゃあどうして五条先生…?




「・・・。」




五条、先生…



"トクン"




「…っ!!」




また、トクンって、なった…よね?




「もぉ〜…。」




と布団をすっぽり被ってみる。



はぁ…、五条先生いま何してるのかな?

そういえば、この前五条先生に会ったのすごく久しぶりだった。なんで会いにきてくれないんだろう

忙しいから?

いや、屋上行って怒られてから会ってなかったから、もしかしてまだ怒ってる…?それとも、嫌われた…?

わたし、五条先生に会いたいのにな…。



…ん?

なんで会いたいんだろう。会いたいと思うってことはやっぱり好きってこと…?




「・・・。」




あぁ!もう!

ダメダメ。五条先生のこと考えるのやめよう!

と、気分転換がてらトイレに行くことに。


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