ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第56章 汚れた身体
_____翌日
今朝も姫島さんはゼリーを持って来なかった。
どうせ飲めないなと思って、机に置かれた薬をただじっと見てたら回収された。
それから、体温計を渡したら雑に取られて、雑に血圧を測られて…、
コンコンコン___
「ひなちゃん、おはよう。」
藤堂先生がやって…
「…っ。」
「ひな、おはよう。」
藤堂先生と五条先生がやってきた。
なんで、五条先生が…。
「ん?ひな具合悪いのか?」
「え?いえ、そんなことないです。おはようございます…。」
藤堂「ご飯は今朝もまぁまぁ食べれてるね。聴診しようか。」
「は、はい。」
とパジャマのボタンを外すけど、この状況で聴診なんて地獄みたい。
姫島さんの冷たい視線を感じるし、五条先生に見られるのは恥ずかしいし。