テキストサイズ

ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第56章 汚れた身体



久しぶりに聞いたあの人のこと。

忘れてたのに、よりによって1番思い出してはいけなかった記憶が、思い出された気がする。



身体の芯から震え上がるあの恐怖。

あの時の痛みや感覚が思い出される。



だけどもう、悲しいとかショックとか怖いとか全部通り越した。

そんな言葉で言い表せないくらいの衝撃。

姫島さんからどんな言葉を浴びせられても、ただただ生理的に、目から涙が溢れかえるだけ。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ