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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第57章 呼び起こされた過去

-ひなのside-




目、覚めちゃった…。



いつもの天井にいつもの匂い。

ベッドを降りたはずの体はベッドの上。

点滴を抜いたはずの腕には新しい点滴がされてる。



ふと時間が気になって時計を見ると12時前。

もうすぐお昼ご飯の時間になる。




…ここから出よう。




そう思ってカーディガンを羽織り、人目を忍んであの場所に行った。


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