ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第62章 4年に一度のBirthday…
そして、一通りお料理が終わって、
「美味しかった〜!お腹いっぱい。」
「ひなすごいな、全部食べたな。多かっただろ?」
「いつもよりは多いけど、どれも本当に美味しくて夢中で食べちゃいました。五条先生は少なくなかったですか?」
「こういう店に来たらこんなもんだ。昼飯いっぱい食ったから大丈夫。この後デザートあるけど食べられそうか?」
「デザート!! 別腹だから食べれます!」
「ははっ。ひなも女の子だな。」
なんて、五条先生と楽しくおしゃべりしていると、
「失礼いたします。デザートをお持ちしました。」
とウェイターさんが運んで来てくれたのは、
"Happy Birthday, Hinano."
とチョコレートで書かれたお皿に、いろんなフルーツやケーキが綺麗に盛り付けられた大きなプレート。
小さな花火がついててパチパチ光ってる。