ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第64章 大事な生理
「で、学校休むか?身体しんどかったり痛かったら無理せんでいいぞ。」
生理だからか、五条先生が超優しい。
鬼じゃない時の五条先生や、家での五条悠仁も優しいけど、生理パワーでその何倍も優しくて、今日はずっと一緒にいて欲しくなっちゃう。
「いえ、大丈夫です。今はどこも痛くないし、学校行かないと。」
「そしたら、痛み止めの薬も持って行って。しんどくなったら保健室行けよ?それと、来月の定期健診の時に宇髄先生にも診てもらっとこう。」
「わかりました。」
と、今日は五条先生に送ってもらって学校へ行った。
学校にいる間、生理痛は平気だったのに、もうとにかく眠くて眠くて仕方なかった。
目を開きながら半分寝てたら授業が終わってて、気づいたら放課後になってた1日。
そして、家に帰ったら吸い込まれるようにソファーへ。
やっと横になれた…と、そのまま夢の中に落ちていった。