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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第64章 大事な生理



そして、生理が終わって定期健診の日。

まずは藤堂先生の健診から。




「ひなちゃん、こんにちは。」



「こんにちは。」




今日は宇髄先生の検診があるせいか、普段は緊張する藤堂先生の診察はあまり緊張してない。




「この後、宇髄先生の診察も受けるんだよね。じゃあ、ささっと終わらせようか。」




と、五条先生からすでに伝わっている生理のことを詳しく聞かれ、その他変わったことはないかも聞かれ、血液検査や呼吸機能の検査などなど…

1時間くらいかかったけど、慣れた検査に気持ちとしてはあっという間に終わってしまった。




「喘息は落ち着いてるね。ただ、貧血はまた数値が下がってよくないかな。生理があったから仕方ないけど、お薬しっかり飲んで、しばらくは目眩や身体の疲れが出やすくなってるから注意してね。」



「わかりました。」



「そしたら、ひなちゃん次は婦人科ね。外来の行き方わかるっけ?1回外出て、産婦人科のエントランスから入ってね。あとは、受付の人に聞いてごらん。」



「はい。ありがとうございました。」




これで、藤堂先生の診察は終わり。

一旦病院の外に出て、産婦人科へ向かった。


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