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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第64章 大事な生理



「ごめんなさい…わかりません…」



「そうか。たくさん聞いてごめんな。でも、それだけ生理は女の子にとって大事なんだ。生理はな、血の量や色の変化で身体の調子も教えてくれるんだよ。次からは意識して見ておいてな。」



「はい。」



「それと、今は五条先生から聞いてるけど、いつ生理が来ていつ終わったか、自分では記録してるかな?」



「あ、はい。えっと、五条先生がスマホにアプリを入れてくれて、そこでわかるように…」



「うん、それなら大丈夫だな。えらいえらい。生理痛のことは五条先生から聞いた話だと、やっぱりひなちゃんは重いと思うんだ。病気がないかどうか、今日もしっかり診とこうな。そしたら、検査しようか。」




とようやく席を立って、あの椅子がある奥の部屋へ。




「パンツ脱いで準備してな。制服のスカートは履いてていいよ。」



「はい…」




カーテンを閉めてもらって、パンツを脱いで、この嫌いなピンクの椅子にそっと腰を下ろした。


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