ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第65章 不安定な情緒
「はい、薬。」
ご飯を食べ終わると同時に、五条先生がテーブルに薬を置く。
「ありがとうございます…」
「昼の分も持って行くの忘れるなよ。」
「はい…」
と朝の薬を飲んで、昼の薬はかばんにしまった。
そして、時間になってそろそろ家を出ようかという時、
うっ…、吐きそう…!
なぜか急に吐き気に襲われて、トイレに駆け込んだ。
「オェッ…ケホケホ、…オェッ……」
そして、その様子をがっつり五条先生にも見られてて、トイレのドアを開ければ、五条先生は腕を組んで仁王立ち。
「吐いたな。」
「…吐きました。」
「学校休め。」
「はい…。」
と手を引かれて、気づけば病院に。