ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第75章 大事なお話②
「ご、ごめんなさい。」
「ひなは覚えてなくても、昨日は具合悪くなったんだ。だから、何でもかんでも1人でしない。掃除もご飯も嬉しいけど、嬉しいけど全部俺がやるから。」
…うれしいって、五条先生2回も言った。
「へへっ//」
「なにニヤニヤしてんだ…」
「いえ。いつも五条先生にしてもらってばかりなので、わたしができる時はさせてくださいっ!」
「わかったからそれは元気なときにしろ。ほら、ひなもう座れ。しんどくなるといけないから。な?」
ぽんぽん…
と話してたら、
神崎「ふふ〜ん。朝から仲良いねっ。」
藤堂「おはよう、ひなちゃん。」
いつの間にかみんな起きてきてた。
「お、おはようございます…!あ、朝ごはん作ったので皆さん座ってください。今用意します!」
と、ダイニングに行きかけた体をくるりと戻したら、
「ひな!だからお前は座っとけって言っただろ。」
と手首を掴まれて、
「ハイ。」
大人しくテーブルで待機。