ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第78章 わたしの心臓
「よかった。そしたらもう泣くな。…って、なんで俺の服で拭いてんだ…。」
実は、さっきからずっと五条先生のスクラブで涙を拭いてた。笑
「だって、ぎゅーされてるからティッシュ取れないし、目の前にちょうどいい布があるから。そもそもぎゅーされた時点で涙ついちゃったし。それに、ティッシュよりこっちの方がいい匂い…」
「はぁ?何言ってんだ?もう、本当にひなは…。まぁ、いいが。笑」
って言いながら、五条先生が背中をトントンしてくれてると、
コンコンコン___
工藤「ひなちゃー……ん…って、あれ。」
タイミングよく(?)工藤先生と藤堂先生が部屋に来た。