ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第78章 わたしの心臓
藤堂「あ、もしかしてお取り込み中だった?笑」
「えっ、あ、ち、違います!!」
と慌てて五条先生から離れようとすると、
「んぁ?そんな慌てて離れなくていいだろ。」
と、腕でがっちり抱きしめて離してくれない。
「ちょ、ちょっと…!」
「何?今の今まで俺の胸で泣いてたくせに。人の服をティッシュ代わりにして。」
なっ…!
工藤「ははっ。それで五条先生のスクラブ胸のとこだけ濡れてるのか。五条先生にハグしてもらってたくさん泣いちゃったんだな。」
藤堂「ごめんね、悠仁と2人きりのところ邪魔しちゃって。」
だからそんなんじゃ…っ。