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性に溺れる私

第10章 【乱れ咲く一輪の華びら】






「耀平と……俺と……」




「うん、3P?」




「それ………したい、かも」




「かも?かもって何?」




「いや、3Pしたいです」




本当、さっきの寛太くんと被る。
兄弟そっくりだね。




「え、ヤダ」




「あっ……ごめん、変なこと言って」




「今日は3Pじゃなくて4Pじゃない…?」




「えっ!?寛太はダメ、絶対ダメ!」




「え、したそうにしてるよ」




「え、もうしたの?」




「童貞でしょ?寛太くん」




「そのはず……え、したの?」




チュッとキスして誤魔化す。
ほら、早く行かないと怪しまれるよ。
トレーに乗せたグラス落とさないでね。
勝手に自問自答して焦ってるのウケる。




部屋に戻って普通に教えてる私は彼らを飼い馴らしている。
勉強どころじゃないの…?
皆、悶々としてる。
可愛いね。




でもまだ与えないよ。
ちゃんとやることやって。




「耀平、今日返って来た小テスト見せて」




間違えていたところを復習させる。
あまりにも密着してるから大樹が咳払いで牽制して。
寛太くんに優しく教えれば今度はジュース一気飲みしてグラスを勢いよく置く。




仕方なく大樹の隣に戻りテーブルの下で手を繋ぐ。
可愛い嫉妬に笑いを堪えながら自分も勉強する。



あまりにも私が集中してるから痺れ切らしてきたのかな…?
もう………こっち見過ぎだってば。
たったの1時間も集中出来ないの…?
逆隣に耀平が座って来た。




目の前に寛太くん居るんだよ!?
大樹……良いの?
耀平が触ってきた。
スカートの中に手入れてくる。
それに気付いた大樹も後ろから触ってきて少し腰が浮く。




耀平がクリトリス、大樹は膣内に指を入れてきた。
テーブルの下でこんなことされてるなんて知らない寛太くんは集中してる。
イタズラが始まった。




集中して問題を解いてるフリしながら手の甲で口を押さえ声が漏れるのを防ぐ。
少し身震いしてきて耀平の手をスカートの上から止めてしまう。
そんなことしたら余計煽るってわかっているのに。




「なぁ、これ解かんねぇんだけど」ってわざと聞いてくる。
声出せないの知ってて意地悪してくる耀平にだけ見せた顔。
あ……ヤバい、スイッチ押しちゃったかも。









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