先生、出ちゃうよ
第2章 先生との出会い
次の日の朝、成瀬先生は再び看護師さんを引き連れて私の病室にやってきた。
「由奈ちゃん!ママから電話だよ!」
そう言って、私に受話器を渡してくれた。
「ママっ!」
私が話そうとするのを遮ってママは
「あんた、私に迷惑かけないって言ったじゃない。膀胱炎で倒れるって何よ!あんた、おしっこもできないの?ほんとに手のかかるバカ娘。部屋はいいとこにしといたからもう、好きにやって!こっちに経過報告とかしなくていいから!」
それだけ言って電話を切った。
受話器から音が漏れていたようだ。
成瀬先生は少し悲しそうな顔をして私を見つめた。
悲しくないのに私の目から涙が流れた。
それを見た成瀬先生はそっと私を抱きしめてくれた。
男の人が怖いはずなのに
成瀬先生の雰囲気は小児科医が子供をあやすような優しさで何故か心地よかった。
私が落ち着くと、先生は
「由奈ちゃんちの家庭環境は分かったよ。しばらく入院は続きそうだな」
と軽く笑った。
「話は変わるけど、あのさ、由奈ちゃん、学校でおトイレ行けてた?」
と成瀬先生は少し真面目な顔になって私に聞いた。
本能的にこの人なら信頼できると思った。
私は看護師さんに聞かれるのも恥ずかしかったので成瀬先生にだけこっそりお漏らしの話と、それからの学校生活、そしておしっこが出なくなってしまった話をした。
すると成瀬先生は
「そっか、そっか、辛かったね」
と私の背中をさすってくれた。
「単刀直入にいうと、今、由奈ちゃんは自分でおしっこが出せなくなってしまっているんだ。おしっこ我慢しすぎると、おしっこを出す筋肉が固まっちゃうんだ。きっと由奈ちゃん自身は我慢していたつもりがなくても精神的な部分で身体が勝手に我慢していたんだと思う。だから、今はおしっこの穴に管を入れて出しているんだ。」
えっ?
私はおまたのところに手を伸ばしてみる。
すると管が入っていた。
「こら!触らない!笑」
先生が笑いながら私の手を戻す。
「えっ!先生が入れたの?」
「うん、そうだよ!もう少し元気になったら自分で出す練習するから心配しなくて大丈夫!」
って、そういうことじゃなくて、見られたってことだよね?
最悪、恥ずかしすぎるんだけど、、、。
「由奈ちゃん!ママから電話だよ!」
そう言って、私に受話器を渡してくれた。
「ママっ!」
私が話そうとするのを遮ってママは
「あんた、私に迷惑かけないって言ったじゃない。膀胱炎で倒れるって何よ!あんた、おしっこもできないの?ほんとに手のかかるバカ娘。部屋はいいとこにしといたからもう、好きにやって!こっちに経過報告とかしなくていいから!」
それだけ言って電話を切った。
受話器から音が漏れていたようだ。
成瀬先生は少し悲しそうな顔をして私を見つめた。
悲しくないのに私の目から涙が流れた。
それを見た成瀬先生はそっと私を抱きしめてくれた。
男の人が怖いはずなのに
成瀬先生の雰囲気は小児科医が子供をあやすような優しさで何故か心地よかった。
私が落ち着くと、先生は
「由奈ちゃんちの家庭環境は分かったよ。しばらく入院は続きそうだな」
と軽く笑った。
「話は変わるけど、あのさ、由奈ちゃん、学校でおトイレ行けてた?」
と成瀬先生は少し真面目な顔になって私に聞いた。
本能的にこの人なら信頼できると思った。
私は看護師さんに聞かれるのも恥ずかしかったので成瀬先生にだけこっそりお漏らしの話と、それからの学校生活、そしておしっこが出なくなってしまった話をした。
すると成瀬先生は
「そっか、そっか、辛かったね」
と私の背中をさすってくれた。
「単刀直入にいうと、今、由奈ちゃんは自分でおしっこが出せなくなってしまっているんだ。おしっこ我慢しすぎると、おしっこを出す筋肉が固まっちゃうんだ。きっと由奈ちゃん自身は我慢していたつもりがなくても精神的な部分で身体が勝手に我慢していたんだと思う。だから、今はおしっこの穴に管を入れて出しているんだ。」
えっ?
私はおまたのところに手を伸ばしてみる。
すると管が入っていた。
「こら!触らない!笑」
先生が笑いながら私の手を戻す。
「えっ!先生が入れたの?」
「うん、そうだよ!もう少し元気になったら自分で出す練習するから心配しなくて大丈夫!」
って、そういうことじゃなくて、見られたってことだよね?
最悪、恥ずかしすぎるんだけど、、、。