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異世界転生しなくても美女とハーレム

第1章 下着売り場の女

ヤリーホテルのロビーで、私は下着売り場の店員、西村由紀恵《にしむらゆきえ》を待っていた。

時計を確認すると、19時になろうかとしている。

程なくして、ホテルの入り口に由紀恵は現れた。思わず(おお~)と言いたくなるほどの美貌だ。私は、この先の展開を想像して、股間を熱くした。



「ごめんなさい、待たせちゃった?」

「いや、平気だよ。それにしても美しい」

「やだ……、一夏さんに言われると、嬉しいけど恥ずかしい」


すっかり私たちは恋人気分だ。

そのままホテルのラウンジで食事を済ませ、私たちはホテルのバーで仕上げの一杯をいただくことにした。



「一夏さん……私、今日は酔いたいの。 強めのお酒をいただこうかしら」

「じゃあ、これなんてどうかな? アレキサンダー」

「どんなお酒なの?」由紀恵はトロンとした瞳を私に向ける。

「ブランデーと生クリーム、それにカカオをブレンドしたものだよ」

「じゃあ、それをいただくわ……後で、一夏さんの"ナマ"クリームも頂戴ね」

私は、由紀恵の色香に、生唾を飲んだ。




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