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異世界転生しなくても美女とハーレム

第1章 下着売り場の女

「凄く甘くて美味しいわ、このカクテル」

私は、スコッチをストレートでチビチビ飲んでいたが、由紀恵はカクテルの飲みやすさに、あっという間に飲み干してしまった。

大丈夫だろうか? アレキサンダーはかなり強いお酒だ。私は心配になった。

「一夏さん、私、なんだか……身体が凄く火照ってるの……沈めてくださらない?」

「分かった。 部屋をリザーブしてあるんだ。 行こうか?」


由紀恵は、コクリと頷いた。

バーを出て部屋へ向かう。部屋に入るなり二人でベッドへ倒れこんだ。

すると、由紀恵が私の首に手を回し、唇を押し付けてきた。


二人の唇が重なる音が、部屋の中に響いた。

唇を離すと、由紀恵は眉をひそめながら私を睨みつける。


「酷いお人……お店で中途半端なキスをするから、私、気が狂いそうになったのよ」
そう言うと、また唇を重ね、私の口の中に舌をねじ込んできた。

今度は、舌と舌が、唾液を含んで交わる音が部屋に響いた。


私は、由紀恵の衣服を、一枚、一枚、丁寧にはぎ取っていく。

やがて、お店で着ていた下着が露わになった。




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