異世界転生しなくても美女とハーレム
第7章 寝室を覗く美少女
「ああ……ああ~」
私の動作が止まると、妻は歓喜の声をあげて鳴いた。
私は、荒くなった息を整えるため、大の字で仰向けになる。
「あなた……、今日も凄かったわ……」
私の横で妻は気怠そうに横になったまま、呟いた。
最近、妻の求めが激しく、週に三日は私の寝室で過ごすようになっている。
おかげで、私は疲弊し、浮気相手との関係を絶たれている状態だ。
「どうしたんだ? 最近、積極的じゃないか」
元々、妻は夜の生活には消極的だった。それが、ここ最近では驚くほど積極的になっている。しかも、下着をセクシーなものに変え、そそるような香水をつけて、ムード作りにも力を入れている。
「だって、わたし……三十を超えちゃったし、あなたにはいつまでも女として見て欲しいの」
まるで、私の浮気を警戒しているかのような言いようだが、華菜は誰もが認める一級品の美女だ。
こうやって積極的な夜の生活は悪くない。
「あ、あなた、この間言ってた事だけど」
「何だっけ?」
「ほら、わたしの再従姉妹《はとこ》のこと」
「ああ~、お義母さんの従妹の娘さんのことか」
華菜の再従姉妹が大学生だとかで、一人暮らししているのだが、東京での生活が苦しいからと我が家で居候させてくれないかと持ち掛けられているという話を、何かのついでに聞いていたのを思い出した。
「ああ、僕は別に構わないよ」
「あまり興味なさそうね?」
「そんなことないよ、親戚なんだし、君に任せるよ」
実際、今の私にとって、どうでも良い事だった。自宅に同居人が増えたところで、私がこの家にいる時間は限られている。
他人の一人や二人増えたところで、何かが変わるものでもないと思っていたのだ。
それよりも、私の重大事項はもっと別の所にあった。
麻理……。
彼女の果敢な攻めから、なんとか逃げる術はないか、そればかりが頭を過る。
「わたし、シャワーを浴びてきます。
おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」
私の動作が止まると、妻は歓喜の声をあげて鳴いた。
私は、荒くなった息を整えるため、大の字で仰向けになる。
「あなた……、今日も凄かったわ……」
私の横で妻は気怠そうに横になったまま、呟いた。
最近、妻の求めが激しく、週に三日は私の寝室で過ごすようになっている。
おかげで、私は疲弊し、浮気相手との関係を絶たれている状態だ。
「どうしたんだ? 最近、積極的じゃないか」
元々、妻は夜の生活には消極的だった。それが、ここ最近では驚くほど積極的になっている。しかも、下着をセクシーなものに変え、そそるような香水をつけて、ムード作りにも力を入れている。
「だって、わたし……三十を超えちゃったし、あなたにはいつまでも女として見て欲しいの」
まるで、私の浮気を警戒しているかのような言いようだが、華菜は誰もが認める一級品の美女だ。
こうやって積極的な夜の生活は悪くない。
「あ、あなた、この間言ってた事だけど」
「何だっけ?」
「ほら、わたしの再従姉妹《はとこ》のこと」
「ああ~、お義母さんの従妹の娘さんのことか」
華菜の再従姉妹が大学生だとかで、一人暮らししているのだが、東京での生活が苦しいからと我が家で居候させてくれないかと持ち掛けられているという話を、何かのついでに聞いていたのを思い出した。
「ああ、僕は別に構わないよ」
「あまり興味なさそうね?」
「そんなことないよ、親戚なんだし、君に任せるよ」
実際、今の私にとって、どうでも良い事だった。自宅に同居人が増えたところで、私がこの家にいる時間は限られている。
他人の一人や二人増えたところで、何かが変わるものでもないと思っていたのだ。
それよりも、私の重大事項はもっと別の所にあった。
麻理……。
彼女の果敢な攻めから、なんとか逃げる術はないか、そればかりが頭を過る。
「わたし、シャワーを浴びてきます。
おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」