テキストサイズ

変態ですけど、何か?

第11章 淳也

目を開けると、淳子があたしの吐瀉物をキレイにしてくれていた。

暖かいタオルで、顔を拭いてくれた。

あたしは改めて、自分の身体を見た。
何十本もの針が突き刺さり、脚は蛙のように開いたまま。

「恥ずかしい」

あたしは言った。

「ごめんね、里帆。でも、すごく良かったわ」

淳子が答える。

「針を抜くね」

淳子の言葉に、あたしは頷いた。


淳子はあたしの股間に入り込んで、一本づつ針を抜いていく。

「ああっ!痛い!痛いよ!」

快楽の通り過ぎた身体から針を抜くのは、刺される時以上かも知れない。

クリトリスのを抜くとき、あたしは絶叫した。
「ぎゃああああーっ!クリがちぎれるぅ!」

他の部分の時も、針に肉が巻き付き始めてるのか、身を引きちぎられるような痛みだった。

針を抜いた後は、何ヵ所かに待ち針の頭ほどの血の玉が出来たが、
それ以外は赤い点が残っただけで、出血はなかった。




ストーリーメニュー

TOPTOPへ