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悪魔から愛されて

第20章 ライバル



“カチャ、ピ-”




ドアに鍵がかかる音がする。


私は嫌な予感がして、ドアを開けようとノブに手をかける。




“ブー、ブー”




ブザー音が鳴るが、戸が開かない…




「…うそでしょ…鍵が中から開かないんだ…」





そう思った次の瞬間…



ガシャンと音がして電気が消えて真っ暗になった…


「…やだ…真っ暗…噓でしょ…」




慌てて窓のカーテンを開けようとするが、電動で動くカーテンが開かない…




やっとの思いでカーテンを引っ張り、5センチくらいは開けることが出来た…

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