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悪魔から愛されて

第18章 愛している人




窓の月明かりに照らされた、美しい悪魔が私を見つめている。

その目は艶やかで…

私の体の深い部分が熱くなる…





「…圭吾さん…抱いてください…」

「…恵美…愛している…」





私の唇を、親指で確かめるようにゆっくりなぞる…
指の感触だけで快感が走る…
熱い吐息が漏れる…




私の中のリリスがルシファーを求めている…

この日を待っていた…

ずっと…ずっと…

なんど生まれ変わっても…

あなただけを愛しています…





愛しいリリス…

ずっと探していた…

今、俺の腕の中にいる…

お前だけを永久に愛し続ける…






ゆっくりと、唇が近づく…

微かに触れる唇がもどかしい…

媚薬が注がれるように痺れる唇…

熱い…でも…もっと欲しくなる…

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