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秘蜜の保健室〜先生と私のイケナイ関係〜

第4章 恋するキモチ

「ここではキスだけで我慢します」

落ち着きを取り戻し

私は素直に先生のいう事を

きく


「ありがとう、橋本さん
分かってくれて」


私は先生が好きだ

だから、先生を困らせては

イケナイ



先生はブラウスと白衣のボタンをとめ

私のブラウスのボタンもとめて

くれた

その手を私は握る


私より二回りは大きな手、でも


凄く柔らかい

「先生、私って変ですか?」


先生は、ゆっくりと首を横にふる


「人を好きになる気持ちは
変じゃないわ」


私は、もう一度目を閉じた

先生が上から唇を


重ねる



さっきと同じように、舌を乱暴に

侵入させる、でも


今度は、それが凄く柔らかく感じる


同じキスなのに


さっきよりも、甘くて


融けそうな感覚


これがオトナの


キス


唇を離すと、唾液が

糸をひく


先生の口の匂いが遠のく

ずっと嗅いでいたい

好きな匂い


「先生……」

「なに? 橋本さん」


「私、身体が熱い」

さっきから、身体の奥から

熱がこみ上げて

自然と腰が、クネクネ

動く


身体が、変だ



「ごめんなさいね、橋本さん
大人のキスは、身体を火照らすの」


火照る?

それはどういう現象

なの?


「しばらくは治まらないわね
いいわ……」

「?」


「放課後、一緒に帰りましょう」




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