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優しく咲く春 〜先生とわたし〜

第7章 隠しきれないもの

「咲ちゃん、いまからね、機械のスイッチ入れていくよ。機械が、咲ちゃんの中でブルブル震えるようになってるから、咲ちゃんは力をしっかり抜いててね」

どんな感覚になるかわからず、コクコク頷く。
早く、早く終わらせて欲しい。

「じゃあ、弱い刺激からね。いくよーー」

電源が入ると同時に、わたしのお腹の中がブルブルと震えた。感じたことの無い感覚に、声が漏れる。

「んあっ、あっ。やだ、……これ……やだっ、いやだっ」

どうにかなってしまいそうで、怖かった。
早乙女先生はやめない。

「やだね、ごめんね。もう少しこのままね。いま、咲ちゃんのお腹がしっかり動いてるからね」

「や……やめて……んあっ……あっ!!」

昨日の夜みたいだった。恐怖と快感の間を、ゆらゆらと行ったり来たりしている。
けれど今日は快感の方へ傾くのが凄く早く感じる。

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